二週間を終えての皆さんの感想
“2週間続けて、メンタルが安定したと気づいたし、周りのメンターにもそう言われることが増えた。起きることは変えられないが捉え方は変えることができて、捉え方を明るくしたら人生がとてもしあわせなものになった。
1日を振り返ったり、朝と夜をしあわせな気持ちで過ごすことがよい人生にする第一歩だと感じた。
とあるメンターの方に、お金や名誉はあの世に持っていけないけど心地よい気持ちや感謝の気持ち、幸せな心は天国に連れていけるよと言われてとてもしっくりきた。
色々なことがあるけど、自分の人生を自分で描ききり、死にたい。”
— 被験者A
“心を描写するのが結構難しかった。毎日日記をつけることで、自分のこころが安定したような気もする。あと、夜寝る時にしあわせを感じて眠りにつけること、朝起きた時にしあわせを感じることが1日1日の充実感を感じることになり、それが毎日続く生活だったらとても幸せなのでは?と気がついた。”
— 被験者A
“毎日日記を書く事が久しぶりだった。自分の心の動きをまとめることで自分の今を知れることは心地よい。感情分析では、瞬間的にネガティブになることはあるが振り返ると納得できること、折り合いがついていることが増えいることに気づく。心が成熟してきているのだと捉える。文章で自分を振り返ることと絵や色で自分を捉えることは全く違うのだという気付き。絵で表現することが文章で書くことよりも感情とリンクしている。つまり、文章で感情を捉えることはできているようで感情の感覚からはどんどん離れていく感覚。感情というものは「絵や色」で表現するものなのかも知れない。”
— 被験者G
“節目節目に振り返ることはあっても、昨日(今日)の自分を振り返ることはなかなかないので有意義な時間です。ただ毎日付けるには心と時間の余裕が必要。付けれなかった=いずれかの欠如(おれの場合)なのでそれが鬱になりそうw
ただ日記を書くだけでなく、その時の感情を選択して残すというのはおもしろい。でも今のところイラストは人に見せられても日記を見せられる気はしないから、死んだあとに誰かがイラストだけ見てくれたときに、こちらが伝えたいように伝わるのかなーと疑問も感じた。”
— 被験者C
“数値が難しい。昨日や一昨日の感情を引っ張ってて、質的な共有は後日にありつつも、量的なものはなかなか相対化できなかったりする。
たぶん、忘れてしまうからと、体力や睡眠次第で、その日の容積や回転率が違うのかもしれないと思った。
言葉の日記は書き足りないとか書いた時の満足度は低いけど、あとから振り返るとまざまざとその日のこと思い出せる。
でも、感情のドローイングは書いたときこそ言葉よりよっぽどしっくりくるつかんだ感があったはずなのに、時間を経ると、なんだっけ?って他人事みたいに思ったりする。”
— 被験者E
“普段日記をつける習慣がない為、不安はあった。
始めてみると、いつもはただイライラした日だったなとか、なんかテンション上がってんなと端的な感情のみだったが、文字として書き出してみると面白い。
イライラした原因が何なのか、その対策など掘り下げて考えられる。
自分を客観的にみて感情をコントロール出来ると思う。
描画も、その日によって全く違い、荒々しい日や穏やかな日、感情のままに描き、描き終わって笑う事もあった。
このまま続けたら、日記にも書いたが内面的成長できそう。
気分のチェック項目に、極度の不安まで行かない程度の「不安」を追加して欲しい。”
— 被験者H
Week 3 感情ラベリング きもち描画実験
人の習慣が定着するまでの21日間チャレンジももうすぐ終了です。みなさんご協力ありがとうございました。
みなさん自己分析も描画も成長していて感心です。各々が自分の人生を生きていて、美しいです。
EDAアートセラピー
この実験で試したいこと、実験させたいこと
感情を意識し、振り返ることによってメンタルヘルスを整える訓練。
例:「私は悲しい」ではなく「私は『悲しい』という感情を抱いている」と認識する。
日記をつける+感情の言葉ラベリング+感情を文字以外で表現する
思考をアウトプット、アーカイブ、分析し無意識を自覚的に認識。
感情のラベリング、感情の視覚的認識、ムードを数値化するという行為。
スクショからのスケッチ方法
Emotional Data Analysis
Emotional Data Analysis
Week1
1,今日の徒然日記
2, X値: Negative-100 to Positive+100
Y値: Active+100 to Dull-100)
3,思い当たる感情タイプ3つ程度 (混乱,侮辱,満足,欲望,失望など)
翌日、文章を基に高砂充希子の感覚で分析され描写された図表がアウトプットされ、アーカイブされてゆく。
【0002】
物の豊かさや科学技術の発展により、現代の人々の暮らしは物理的には豊かになった。
しかしその一方で、社会のあらゆる分野において心理的な問題が増大している。人々のメ
ンタルヘルスケアについては官民を問わず種々の対策が講じられ、提案されているが、ケ
アを求める対象者に対し専門のカウンセラー、セラピストがカウンセリング等を施すカウ
ンセリング・セラピーは、かかる取り組みの基本であると言える。
【0003】
カウンセリング・セラピーにも多数の手法があるが、いずれの手法においても、専門の
カウンセラーの存在を必要とするのが通常であり、ケアを求める者すなわちクライアント
は、カウンセラー・セラピストが配置されている病院等を訪問し、面談することを繰り返
さなくてはならない。セラピストらの手を借りなくても、自分自身でセラピーができれば
、時間的にも費用的にも、また審理負担の面でも大いに便利であり、そのようなニーズに
対応してコンピュータを用いたカウンセリング装置も従来から提供されている。